ルーメンとルクスの違いとは
私たちの身の回りには、たくさんの単位があります。
長さを表すメートル(m)、重さを表すグラム(g)、広さを表す平方メートル(m)などはよく目にするのではないでしょうか。
実は、光にも単位があるのはご存知でしょうか。
今回は、あまり気にすることのない光の単位を紹介していきます。
まずは、ルーメン(lm)です。
この単位が耳になじみのある人は少ないでしょう。
意外と知られていない単位です。
しかし、LED照明の明るさはこのルーメンで表示されているため、知っておくことは損にはなりません。
ルーメンとは、光の量を計測する単位の一つです。
照明器具のルーメンは、照明器具そのものの明るさを示しており、照明器具を購入するときに比べる基準になります。
そのため、ルーメン数の同じ照明器具でも部屋の広さや照らしたい物体との距離などで感じる明るさが変わってしまいます。
広い部屋では、照らされる面のルクスが小さくなるため、ルクスの高い照明器具が必要になるでしょう。
その一方で、勉強机などのデスクランプは、照明と照らされる面が近いため、ルーメン数が低くて問題はありません。
では、ルクス(lux)とは何なのでしょうか。
ルクスとは、光で照らされている面の明るさを示す「照度」という指標で利用される単位です。
勉強机に置いたデスクライトを点灯させた場合に、机の表面やノート、本の表面がどの程度の明るさになっているのかを表す単位として利用されます。
そのため、ルクスの値が高ければ高いほど、より明るさを感じることができます。
しかし、照明を使う環境などによって明るさの感じ方が違ってくるため、注意しておきましょう。
ルーメンやルクスは、あくまで人間の目が感じる明るさを数字で表現したものに過ぎません。
そのため、実際の照明器具の使用状況や部屋の大きさなどの様々な条件で変化してしまいます。
そのような点から、ルーメンやルクスの値はもちろんのこと、使う条件を考慮しておきましょう。
白熱灯や蛍光灯のルーメンの値は、その照明器具が全く劣化していない状況での値です。
例え劣化していなくても、埃がかぶっているだけで暗く感じることでしょう。
この状態では、ルーメン数、ルクスの値も減ることになります。
本来の明るさを得ようと思うのであれば、表面の状態などもチェックしておきましょう。
その他にも、光の色によっても感じる明るさは変わってきます。
白、黄色、緑色に近い光が明るく感じるのに対して、
赤や青の色が濃くなると同じワット数でも暗く感じてしまいます。
家の照明器具を変える際には、ルーメン数、ルクスの値、光の色を考慮しておきましょう。

